朝フルーツジュースを飲むライフスタイルを、季節のコラムと朝食レシピでご紹介します。


- 林芙美 プロフィール
- 医学博士、米国登録栄養士。米国デラウェア大学卒業後、コロンビア大学教育大学院修士課程修了。東京医科歯科大学大学院にて博士号(医学)を取得。日本人では数少ない米国登録栄養士の資格を持つ。現在は、健康・栄養政策に関する研究に従事する一方で、日本人の野菜・果物の摂取拡大を狙った食育活動も行う。

夏は山や海辺でキャンプやバーベキューを楽しむ方も多いと思いますが、そんな時おすすめのフルーツはパインアップル。パインアップルには、料理に使うとお肉をやわらかくする作用がある「ブロメライン」というたんぱく質分解酵素が含まれています。また、果物の中では糖の代謝に必要なビタミンB1が多いほうです。暑さで食欲が減退しがちな夏だからこそ、爽やかな香りと酸味が食欲をそそるフルーツを中心に、バランスの良い食生活を送りましょう。

子どもたちにとって楽しい思い出づくりのために大切な夏休み。生活のリズムが乱れて体調を崩さないよう食生活にも気をつけたいものです。平成21年度全国学力・学習状況調査(文部科学省)によると、対象となった小学6年生の約1割、中学3年生の約2割は朝ごはんを食べない日があることが報告されています。朝ごはんを食べないことがあると、肥満や体調不良など、子どもの健全な発育への影響が危惧されます(注1)。子どもの食習慣はその親の食習慣に大きく影響を受ける(注2)ことから、まず大人が手本となって、家族全員で生活のリズムを整えるとよいでしょう。
(注1)J Am Diet Assoc. 2010; 110(6):869-78.
(注2)Appetite. 2009; 52(1):1-7.

蒸し暑い日にはついつい冷たい飲み物が欲しくなります。そんな時は、身体に必要な栄養素も補えるフルーツジュースがおすすめ。爽やかな酸味が、気分もリフレッシュしてくれます。
ビタミンCが豊富で、オレンジ1個またはコップ1杯のジュースで、1日に必要なビタミンCの約半分がとれます(*1)。ビタミンCは単独でとるよりも、果実や果汁でとるほうが他の成分との相互作用により効果的との報告もあります(*2)。
*1 五訂増補日本食品標準成分表
*2 Guarnieri S, et al. Br J Nutr 2007;97:639-643.
















